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[連載] 第1回:AIとビジネスの未来を読み解く鍵とは?

目覚しい発展を遂げている人工知能。このまま技術開発が進んでいくと、あらゆる人間の労働は、人工知能とそれを搭載したロボットなどの機械に代替され、私たちの生活、社会、経済構造が劇的に転換されるでしょう。

本連載では、人工知能の最先端研究やビジネスに携わる方々のお話も交えながら、人工知能の可能性と、未来の経済および経営へのインパクトについて解説していきます。

第1弾は、数回にわたって「人工知能の現状と2歩先の未来」をテーマに、ITジャーナリストとしてAIに幅広い知識をお持ちの、株式会社エクサウィザーズ「きまぐれAI新聞」編集長 湯川鶴章さんと、実際の経済に即しながらお話ししていきたいと思います。

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§ AIの研究開発において、日本は劣勢?
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アメリカや中国の企業が業界を牽引する中、人工知能に関しては日本が劣勢に立たされていると言われています。果たして日本がこのような形勢を逆転することができるのでしょうか。また、そもそも逆転する必要はあるのでしょうか。

そのあたりをしっかり見極めていくために、第1弾では、AIを取り巻くビジネス環境がどのような現状になっているかということと、ちょっと先、つまり「2歩くらい先の未来」はどのようになっていくかということを見ていきたいと思います。

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§ 人工知能(AI)の定義
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人工知能(AI)とは、知的な処理を行うことができるソフトウエアのことを指しますが、AI研究者によっても、人工知能をどう定義するかは人それぞれです。自律的な判断や決定ができなければAIとは言えないという方から、人間並みに賢くないとAIとは言わないという方までいらっしゃいます。

この連載においては、もう少し幅広く人工知能を定義し、「IT技術のなかでも比較的賢く高度なものがAIである」として扱っていきたいと思います。

現在はAIスピーカーや、自動運転車の頭脳部分にAIが活用されるような世の中になってきています。既にPepperなどのロボットや、アルファ碁などにもAIが組み込まれていますし、まだ部分的ではありますが、今後、完全な自動運転車は2020年代に登場するとも言われています。

人工知能の要素技術の1つである、「ディープラーニング」もベースとして定義しておきたい必須の言葉です。人間の脳の神経系を模したニューラルネットワークをより複雑にしたものをディープラーニングと呼び、十分なデータ量があれば、人間の力なしに機械が自動的にデータから特徴を抽出したり、解を見つけ出してくれたりします。

例えばGoogle翻訳は、2016年の11月に自然言語処理を行うディープラーニングを搭載したところ、一気に機能や精度が発展したと言われています。また、iPhoneではおなじみになってきたSiriなどの音声認識や、画像認識の指紋認証や顔認証などにも使われているというものです。

今後の連載は、これらの定義をもとに話を進めていきたいと思います。

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§ AIとビジネスが交わる世界へ
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ところでみなさんは、アメリカのITビッグ5といわれる企業や中国のビッグ3といわれる企業はご存知でしょうか?伸びていると言われている中国の現状をしっかり数字で押さえたことはありますか?

仮想通貨などで話題になったブロックチェーンとはそもそもどのようなもので、今後ビジネスにどのようなインパクトを与えるのか、考えたことはありますか?

また、AI化を推し進める上で避けては通れない、プライバシーや個人情報の扱いにおける世界のスタンダードはキャッチアップしていますか?

いずれもAIとビジネスの未来を読み解く上で鍵となるテーマに、次回以降ゲストの湯川さんとともに、わかりやすく切り込んでいきたいと思います。

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※この『AIとビジネスの未来』は駒澤大学経済学部准教授 井上智洋氏の講義の一部を本メールマガジン用に改編したものです。
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AIとビジネスの未来 2018.10.23 [vol.19]

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