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[コラム] ますます注目を集めるRPAを知る

★ 問題 ★

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人間の代わりに働いてくれるソフトウェアロボット「RPA」。
三井住友銀行が発表した、RPAによる業務量の削減はおよそ何人分だった?(2018年9月末時点)

1.従業員数の約1%の「290人分」
2.時間に換算すると160万時間相当の「800人分」
3.来春の3メガバンク新卒採用予定数約1700人に近い「1500人分」

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答えは20行下に!




















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【 答え:2 】時間に換算すると160万時間相当の「800人分」

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\ 答えを簡単に解説します!/
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ホワイトカラーの生産性に本格テコ入れ!
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RPA(Robotic Process Automation)とは、一言でいうと「ソフトウエアロボットによる業務自動化」を意味し、文章や画像、音声などを認識して、データに基づいて業務を自動化・効率化をする仕組みを指します。

2016年ごろから日本でもこの言葉が使われ始めるようになり、働き方改革やワークライフバランス、または今後の労働人口の減少という文脈の中で、ますます注目されるようになってきています。

・書類作成やデータ入力など、一定のルールに従って繰り返される作業
・業務が標準化されている作業
・ヒューマンエラーが起こりやすい作業
・その作業に3人以上のリソースが必要な作業

などが向いているとされ、初歩レベルのRPAの事例としては以下のようなものが挙げられます。

・請求書処理や売掛金/買掛金の仕分け
・問い合わせ内容のデータ化/自動返信/データ化されたものに基づいたQAの蓄積
・在庫状況や商品情報のアップデート
・新規口座開設の認証やデータ確認

もちろん、導入初期にはトライ&エラーが必至ですし、時にはうまく作動しないこともありますが、ロボットだと24時間/365日の稼働が可能なうえ、経費の削減にもつながります。自社でも導入をと考える企業数がうなぎのぼりなのも理解できます。

特に金融機関などでは、まだまだ紙ベースの作業が多く、ホワイトカラーの生産性向上の余地が相当あると考えられており、先行事例がこの業界で目立ちます。

クイズにもあった三井住友銀行では、営業担当がその日に訪問する予定の企業について、金融商材の運用レポートの作成や、社内のシステムによって管理されている顧客情報をロボットが引っ張ってきて、提示用資料としてその日の朝までに作成してくれるなど、数々の業務に本格的なテコ入れを図っているとのこと。2018年9月時点では、稼働するソフトウエアロボットは約1000体、約160万時間・800人分の業務効率が図れており、2020年にはそれが300万時間・1500人分まで拡大する予定だそうです。

よく働いてくれるロボットの同僚、みなさんもいたらいいなと思いませんか?

\ 子どもに質問されても心配御無用っ!/
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= オトナ向け 想定問答集《虎の巻》 =
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Q. 目に見えるロボットがピコピコ操作するわけではないということ?
A. そう、「ソフトウエア」のロボットだから、見た目としてはパソコンの中に入っているロボットというイメージかな。どんなものなのか、もっとイメージしやすい動画があったので見てみよう。

▼伊藤忠テクノソリューションズの動画
http://bit.ly/2VRUIeX

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Q. これからますます使いたいと思う会社が増えるよね?
A. そうだね、導入のメリットが大きいと考える企業はどんどん使っていくと思うよ。これらのサービスを提供する会社も増えているから、価格競争が進んでより安価になっていく可能性もあるね。

また、現状は定型業務の効率化がメインになっているけれど、AIとの融合により、複数のデータソースに基づいて自己判断できるようなレベルにまで進んでいくことも期待されているようだよ。

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クイズは正解しましたか?
次回もぜひ親子で挑戦してくださいね!

親子でチャレンジ! 知っ得クイズ 2019.05.07 [vol.32]

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