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[連載] 第8回:AI時代に生き残る私達、社会の責任

 

ここ1、2年でAI(Artificial Intelligence)という言葉がブームと言ってもいいほど浸透し、いよいよAI時代に突入してきました。その中で、未来の技術面のみを問うケースも多く見られます。

本連載では、その背景やトレンドについても説明するのと同時に、AIが一体どのような形で企業や、社会で仕事や生活をしている私たちに影響を与えるかをお伝えできればと思います。

1. 技術の進歩と環境の変化
2. AI(人工知能)の影響
3. AI時代に生き残る仕事とは

の3つのテーマでお届けしてきましたが、本日はこれまでの話をまとめてみたいと思います。

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§ AIは「脅威」でなく「好機」
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一つ目は、このAI時代というものを脅威と考えるのではなく、好機と捉えることがまずは重要であるということです。

現在、コンピュータやAIが人間の仕事を奪ってしまい、人間の仕事はなくなるのではないかというマイナスの観点で世の中を見る記事も多分に見受けられます。

しかし、これまでお読みいただいた通り、機械が得意なことと人間が得意なことはかなり違うということを理解していただきたいと思います。これから数年、数十年の間は、技術の進歩を機会と捉えることができる人にとっては、様々な領域において人間としての価値を提供できると考えてください。

AIは通常、「Artificial Intelligence = 人工知能」と呼ばれていますが、「Augmented Intelligence = 拡張知能」、つまり、人間が持っている知識を置き換えるものではなく、それをより拡張し、補足するIntelligenceと考えるべきかもしれません。

技術が進歩して自動化されることによって、人間は様々なルーティンワークから開放されることになります。また、これまでできなかったような情報処理が可能になり、その情報を効果的に活用できるような時代が来ることは、人間にとって間違いなく好機であり、脅威ではないという大前提で捉えていただきたいと思います。

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§ 人間が養うべき力、そして社会の責任
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そのためには、人間としての感性や、人間が故の価値を持たなければなりません。
それはどこで提供されるのでしょうか。

その人間が故の価値を養えるような環境を、私たち自身が社会の一員として、これからの世代の人たちに提供していかなければなりません。それは一人ひとりの責任ですし、企業においては経営者の重要な責任であると考えるべきでしょう。

今までなら会社に入り、ベーシックな基礎知識を数年、場合によっては十数年かけて学べるような環境がありました。しかし、自動化が進むことによって、人が新しい技術を学び修得する機会がなくなる時代が当然やってきます。

そのような時代においては、感性やコミュニケーションスキルが、人間としてより持ちあわせなければならない大切な部分になってきます。これらは、教育や家庭で提供されるものです。その仕組を整えることが、技術が進展する時代においてはますます重要になると思いますし、一言で言ってしまうと、私たちの社会における責任だと言えるでしょう。

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§ あなたが今、すべきことは
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最後になりますが、機械は与えられた指示を深掘りし、人間より精度高く、速く、大量にデータを処理することができます。そこにおいて人間が機械と勝負するのは無理なことですし、意味が無いことです。

機械は与えられたことに対応をするのが役割であり、どの領域に対してその能力や知識を活用するかを考えるのは人間の役割です。つまり、一つの現象から一体何が本質的な問題なのかを見極め、そこではじめて人工知能や技術を適用していくということが人間の重要な役割なのです。

そのためには感性を養い、感性を養うための環境づくりを人間の責任とするのと同時に、本質的な問題を見つけ出すための知識やスキルを磨くことを、一人ひとりが前向きに考える必要があるのではないかと思います。

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※この『AI時代の勝者と敗者』はアセントロボティクス株式会社 代表取締役 
石﨑雅之講師の講義の一部を本メールマガジン用に改変したものです。
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AI時代の勝者と敗者 2018.05.22 [vol.8]

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