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[コラム] Googleの社名の由来を紐解くと想いが見えてくる!?

★ 問題 ★

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Googleはある言葉のスペルミスから生まれた社名。その言葉とは!?

1.これをつけたら何にでも立ち向かえそうな「Goggles(ゴーグル)」
2.”10の100乗”を意味する「Googol(グーゴル)」
3.鳥の王者である鷲に由来した「Eagle(イーグル)」

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答えは20行下に!




















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【 答え:2 】”10の100乗”を意味する「Googol(グーゴル)」

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\ 答えを簡単に解説します!/
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夢が非現実的であるほど、ライバルは減る!
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検索エンジン、オンライン広告といったインターネット関連の各種サービスをはじめ、Google Homeなどの製品、またクラウドコンピューティングなど、もはや私たちの生活の一部になっているテクノロジー企業の「Google」。

このGoogleは、当時スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人が始めた会社です。1990年代後半、ウェブサイトが急速に発展している中、彼らは被リンク数でウェブサイトの重要度をランク付けする、新しい検索エンジンを開発。10の100乗(1のあとに0が100個つく数です)を意味する「Googol」をそのドメイン名にし、彼らの検索エンジンが今後膨大な情報を提供していくのだ、という意思表明にしようと思ったのでしょう。ところが、こともあろうに綴りを間違えて「google.com」でドメイン登録してしまったのがそのまま残り、社名の由来となったそうです。

社名であるGoogleが日常的な言葉として浸透したため、2006年には『オックスフォード英語辞典』に(名詞ではなく!)”動詞″として収録されるようにもなりました。

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▼実際にオンラインの『オックスフォード英語辞典』で「google」を調べてみると…

Search for information about (someone or something) on the Internet
using the search engine Google.
[on Sunday she googled an ex-boyfriend]

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(出典)http://bit.ly/2SJr5qH

例文がリアルです!

また、2018年には日本でも、高校生向け国語辞典「三省堂現代新国語辞典(第6版)」の中でGoogleで検索をするという意味の「ググる」というややスラングな言葉すら収録され、話題になりました。

創業者の一人、ラリー・ペイジは母校の卒業式に招待されたときに、「夢が非現実的であるほど、ライバルは減る」とクレイジーな発想を学生に推奨しました。10の100乗である「Googol」という誰も思い立たないような大きな夢が、今のGoogleのもとになっていることがよくわかりますね!

 

\ 子どもに質問されても心配御無用っ!/
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= オトナ向け 想定問答集《虎の巻》 =
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Q. ラリー・ペイジの「夢が非現実的であるほど、ライバルは減る」と言った想いをもう少し詳しく知りたいな。

A. これは彼が母校のミシガン大学(学部はここの大学で、大学院はスタンフォード)の卒業式に呼ばれた際のスピーチ内容なんだ。

夜中にすごくリアルな構想を夢で見て、飛び起きてそれを書き留めておかなきゃ!とペンを掴んで書きなぐった話など、わくわくするようなエピソード、そして、人生ですべきことについて語った話が詰め込まれているよ。

もしよかったら、詳しく読んでみよう!

▼ラリー・ペイジ ミシガン大学 2009年卒業式スピーチ
http://bit.ly/2Txdveu

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Q. 「ググる」まで辞書に載ってるなんて!

A.もともと三省堂の『現代新国語辞典』は高校の教科書改訂のタイミングで、教科書に新たに加わった作品内で使用されている言葉を中心に言葉を追加しているんだ。2018年の改定のタイミングでも新たに約1000語が追加されたよ。

今回の改訂では、「ググる」をはじめ、「バズる」「フェイクニュース」「JK」などネットスラングやSNSに関連した言葉もたくさん追加された。これは社会で日常的に使われるようになったことのあらわれだし、「辞書の掲載にふさわしくない」と決めつけるより、正しくその意味や使われ方を知ることのほうが重要だと編集部が判断したからだね。

Googleという会社の名前が日本でも浸透し、動詞になり、略され、国語辞典にまで載る。たった20年前の1998年創立の会社であること考えると、すごいことだね。

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クイズは正解しましたか?
次回もぜひ親子で挑戦してくださいね!

親子でチャレンジ! 知っ得クイズ 2019.03.05 [vol.28]

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