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[コラム] 「Google」翻訳で英語学習が変わる!?

★ 問題 ★

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どんどん進化する「Google翻訳」。現在の対応言語数は次のうちどれ!?

1.使用人口が多い言語上位《11言語》
2.使用人口が1000万人を超える言語はすべて対応《65言語》
3.インターネット人口の99%をカバーする《103言語》

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答えは20行下に!




















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【 答え:3 】インターネット人口の99%をカバーする《103言語》

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\ 答えを簡単に解説します!/
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スマホのカメラをかざすだけで、すぐに翻訳されちゃう!?
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英語を日本語に翻訳したり、その逆をしたり…と自動翻訳アプリなどを日常的に使用する方も多いことでしょう。

その中でも、精度や進化で群を抜いていると言われるのが「Google翻訳」です。2016年10月のリニューアルにおいて、翻訳のアルゴリズムがニューラルネットワークを使用したものに変わり、自ら次々と学習するようになったことで、それ以前とは比べ物にならないほどのクオリティに変わったと評価されています。

それまでの1対1の訳だった時には実現できなかった、よりナチュラルで長文に強い翻訳ができるようになったのが一つの特長です。

例えば、「run」という単語には「走る」という意味のほかに「経営する」という意味もあります。以前なら、文意を読み解きどちらがふさわしいかを判断するような能力がなく、「まあこの程度か…」と思ってしまうようなレベルの翻訳になってしまうことがしばしばありました。しかし、ディープラーニングにより主語、動詞、目的語などを正確に理解し、文全体の意味合いも汲み取れるようになっているとのこと。現在の対応言語数は103語。インターネット人口の99%をカバーできているそうです。

また、かなり未来感のある機能も。
●カメラで撮影した画像から文字を読み取り、画面上ですぐに翻訳結果が見られる
●キーボード上では出てこないような言語は画面上に手書き入力するのでもOK
●マイクに向かってしゃべった言葉を、同時通訳のようにすぐに翻訳

これら自動翻訳の進化は、新たな課題や影響も考えられます。

影響1:
Google翻訳はオープンで使える分、軍事情報をはじめとする国家機密など、秘匿性の高い情報や文書の翻訳にはあまりふさわしとは言えません。よって、ディープラーニングを用いた日本独自の自動翻訳サービスの開発は絶対的に必要になってくるでしょう。

影響2:
今後の英語学習や求められる力が変わってくる可能性もあります。翻訳が自動的に行われるようになると、「伝えるための英語力」より「伝える内容自体の価値を高める力」が重視されます。また必要な語学学習は、翻訳AIが正しく訳してくれるようなSVOなど文章構造がしっかりした日本文を書くこと、訳された英文をチェック・推敲できる能力に重きが置かれるようになるかもしれません。

まずは、使って試して、サービスの恩恵をフルに受けられる側でいたいものですね!

 

\ 子どもに質問されても心配御無用っ!/
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= オトナ向け 想定問答集《虎の巻》 =
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Q. 103言語って、すごいね。マイナーな言語も含まれてるのかな。

A. 例えば、2016年に追加された言葉にはこんな言語もあるよ。

◎アムハラ語…エチオピアの事実上の公用語
◎コサ語…南アフリカ共和国の公用語の一つ。2番目に多く使われている土着言語
◎コルシカ語…フランス・コルシカ島の10%の人の第1言語。話者は10万人程度
◎スコットランド・ゲール語…イギリスのスコットランドで使われている言語

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Q. お父さんやお母さんも、仕事で使ったりするのかな?

A. たまに使っているよ。GoogleスプレッドシートでGoogle翻訳を使うと仕事がはかどるから、ぜひほかの人たちにも教えてあげたいな。

使い方は簡単。スプレッドシートのセルに、この関数を入力するだけ!
(日本語⇒英語の場合)

「=googletranslate(訳したいセル,”ja”,”en”)」

思ったような精度ではないときは、日本語の書き方を工夫するなど調整をしてみてくださいね。

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クイズは正解しましたか?
次回もぜひ親子で挑戦してくださいね!

親子でチャレンジ! 知っ得クイズ 2019.02.05 [vol.26]

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