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[コラム] 一、十、百、千、万、10万、……1000兆の次はナニ!?

★ 問題 ★

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数を数える時、「1000兆」の次の桁は以下のうちどれ?

1.「一京(いっけい)」
2.「一垓(いちがい)」
3.「一塵(いちじん)」

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答えは20行下に!




















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【 答え:1 】「一京(いっけい)」

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\ 答えを簡単に解説します!/
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日本発のスーパーコンピュータ「京」の由来にも!
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– 世界の人口は「73億」人。
– 最も遠い銀河は「290億」光年。
– トヨタ自動車の時価総額は「22兆」円。
– 日本の国家予算は「97兆」円。

私達が日常で接する数字は、せいぜい「兆」の世界までではないでしょうか。しかし、日々進化するITの世界はその桁数が膨大です。「兆」の次の「京(けい)」が使われることも。「京」は10の16乗。数字で表すと、この様になります。

「一京」= 10,000,000,000,000,000

実は、日本の理化学研究所と富士通が中心となり開発されたスーパーコンピュータ「京」の名前はこの数に由来しています。

富士通のホームページ(※)によると、地球上の70億人が電卓を持ち寄り、1秒間に1回計算するとして、24時間不眠不休で17日間ずっと計算をし続けると一京回の計算がようやくできるのですが、スーパーコンピュータ「京」は、この一京回の計算を “たったの1秒” で完了できるそうです。

とてつもない速さを持ったコンピュータであることがわかりますし、「一京」がものすごく大きな数であることもご理解いただけたと思います。

現在、このスーパーコンピュータ「京」の100倍の速度を持つという後継機(ポスト京)が2021年の稼働を目指し開発が進められており、このまま行けば計算速度は世界一になるそうです。そう考えると、次は「京」の次の世界である「垓(がい)=10の20乗」に突入する日も近いかもしれませんね!

http://bit.ly/2wmFtfg

 

\ 子どもに質問されても心配御無用っ!/
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= オトナ向け 想定問答集《虎の巻》 =
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Q. 昔から日本でもこんなに大きな数字を扱ってたのかな?

A. 日本では、江戸時代の1627年に書かれた『塵劫記(じんこうき)』という本でこの数字の桁を表す漢字が記載されているよ。この本はいわゆる算数の本。掛け算や面積の求め方なども載っているんだ。

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Q. 兆、京、垓、…さらにその上はどこまであるのかな?

A.では、一気に教えてあげよう!
一、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、じょ(※のぎへんに予)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)

最後の無量大数は10の68乗(1のあとにゼロが68個つく数字)。とてつもないケタ数だね!

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Q. クイズの選択肢にあった「一塵(いちじん)」は何かな?

A. こんどは逆に少数を表す漢字だ。「一塵(いちじん)」は聞き慣れた呼び方に直すと「1ナノ(nano)」のこと。10億分の1を表す数字だ。加湿空気清浄機やドライヤーなど家電にも使われているナノイオンなんかは聞いたことがあるんじゃないかな。漢字の見た目からしても、ものすごーく小さいものを表している感じがするね!

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クイズは正解しましたか?
次回もぜひ親子で挑戦してくださいね!

親子でチャレンジ! 知っ得クイズ 2018.08.28 [vol.15]

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