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[コラム] 次世代データ通信「5G」でできること

★ 問題 ★
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「5G」の携帯電話で、約半分になると言われているのは!?

1.制限される? やり取りできる《 データ量 》
2.充電はもう気にしない!《 消費電力量 》
3.送信から受信にかかる時間を指す《 データ遅延 》
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答えは20行下に!




















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【 答え:2 】約半分になるのは「消費電力量」

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\ 答えを簡単に解説します!/
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「5G」は「4G」の単なる進化系ではない!
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携帯電話などのデータ通信分野では、東京オリンピック開催の2020年に「5G(第5世代移動通信システム)」のサービス開始を目指しています。

もしかしたら「あー、3Gのエリアに入っちゃって通信速度下がったな」など、日常的に「●G」という言葉を使っている人もいるかもしれませんね。

5Gと言うからにはもちろん1~4Gが存在。
ざっとおさらいしてみましょう。

【1G】アナログ通信の時代。携帯電話がスタート(日本では1979年のことでした!)
【2G】デジタル方式に。通話だけではなく、Eメールやネット接続も可能に
【3G】高速・大容量になり、ユーザーも増加。いわゆるモバイルブロードバンド時代に
【4G】さらに高速・大容量に。ストレスなくスマホでの動画視聴、ゲームなどが可能に

さて、そうなると「5Gはさらにさらに高速・大容量に?」と考えるかもしれませんが、5Gは4Gの単なる進化系ではありません。

5Gは携帯電話のための技術ではなく、全てのデジタル端末をつなぎ合わせた社会を想定したインフラ技術であると言うべきでしょう。つまり、家庭内のデジタル家電や車の自動運転など、いわゆる「IoT」の社会をサポートするのがミッションとなります。

大きな特徴としては、以下の3点にまとめることができます。

●高密度大容量
データの通信量を指す「データトラフィック」は、2010年が1だとすると、2015年はその24倍に、そして、2020年には1000倍になると言われており、対応が不可欠です。

●超高速
4Kや8Kなどの超高精細の画面、3Dビデオ、AR、VRをリアルタイムで活用するためには超高速である必要があります。

●低遅延通信
僅かなデータ通信の遅れが重大なミスに繋がりかねない、車の自動運転や遠隔手術などに対応できるよう、通信のタイムラグが発生しないような信頼の高さが求められます。

これらインフラを安定的に維持するには、電池が長持ちすることがとても大切です。端末バッテリーの寿命は15年以上が望ましいとされ、消費電力が2分の1から3分の1程度になるよう開発が進められています。充電切れ知らずになるのは何より助かりますね!

\ 子どもに質問されても心配御無用っ!/
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= オトナ向け 想定問答集《虎の巻》 =
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Q. 5Gの「G」ってなに?
A. 英語の「Generation(ジェネレーション)」の「G」。「世代」って言う意味だよ。

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Q. 5Gは車の自動運転にも関わってくるって書いてたけど、詳しく教えて!
A. 時速60kmで走る車は0.1秒間に1.7メートル進む。例えば、集中管理センターから遠隔運転する場合、ちょっとでもデータの送信が遅いと急ブレーキが間に合わないなんてこともあるかもしれない。データの送信から受信までの時間を極力なくす「低遅延通信」は、5Gでの目標が「0.5ミリ秒以下」。これは時速60kmの車が1cmだけ進むくらいの速度なんだ。これが5Gの技術で可能になるレベルだよ。

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Q. 5Gに向けていろんな技術が必要そうだね。
A. 特に「高周波数帯の活用」と「超多素子アンテナ技術」なんかがキーになる技術と言われているんだ。詳細は今日は割愛するけど……、大学(もちろんその前からでも)で工学系の勉強をするのもいいかもしれないね。世の中の変化を根底から支えるってなんだかかっこいいと思わない?

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クイズは正解しましたか?
来週もぜひ親子で挑戦してくださいね!

親子でチャレンジ! 知っ得クイズ 2018.04.24 [vol.6]

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