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[連載] 第5回:分野別・AIによる業務遂行の最前線

 

ここ1、2年でAI( Artificial Intelligence)という言葉がブームと言ってもいいほど浸透し、いよいよAI時代に突入してきました。その中で、未来の技術面のみを問うケースも多く見られます。

本連載では、その背景やトレンドについても説明するのと同時に、AIが一体どのような形で、企業や社会で、仕事や生活をしている私たちに影響を与えるかをお伝えできればと思います。

1. 技術の進歩と環境の変化
2. AI(人工知能)の影響
3. AI時代に生き残る仕事とは

の3つのテーマでお届けします。

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§ 業界別のAIの活用状況最前線
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本日は2つ目のテーマ「AIの影響」の後半。現時点でAIがどのように活躍しているか、銀行、ヘルスケア、製薬、石油・ガス、公共事業、娯楽・メディアなど、主だった業界を取り上げてみたいと思います。

◎銀行
・機械学習による自動不正検知システム。不正支払いの可能性が高い行動パターンを特定
・音声認識により、電話発信者の本人確認などを実施する自動電話応答顧客サービス

◎ヘルスケア
・マンモグラフィなど医療画像の分析の自動化に画像認識システムを利用
・IBM Watsonの自然言語処理機能で大量の医学文献を読解

◎製薬
・生物学的データや化合物の活性状況から因果関係の予測を行うなど、
新薬の開発支援で機械学習システムを利用

◎石油・ガス
・鉱脈探索、採掘機器のトラブル診断など、広範な応用分野で機械学習を利用

◎公共事業
・調査・コンプライアンス・不正探知・自動化などで認知技術を利用

◎娯楽・メディア
・データ分析や自然言語生成技術を利用。企業業績やスポーツの結果要約など
データ中心のトピックスについて記事やその他草稿を自動的に生成

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§ AIと人間はどう協業していくのか
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これらの事例の中で、AIがどのように使われていて、人間がどのように関わっているのかをご紹介しましょう。

例えばヘルスケアの中で、医療画像を分析し、異常値を発見するという分野があります。これは実際に人間がレントゲンを見て判断するよりも、機械のほうが精度が高いと言われています。しかし、機械が出した答えをそのまま採用すべきなのか、また信じていいのかというところには必ず人間が介さなければなりません。

もっとセンシティブで重要になってくるのは、患者さんに異常値があったときです。特に生死に関わるようなガンや深刻な病気の発見を、どのように患者さんにお伝えするのか。単に機械が出した答えをそのまま右から左に流していい時代が来ているかというと、当然ですが、そのような時代は来ないと思います。また、機械が人間の代わりに感情をこめてきちんと伝えられる時代が来ているかというと、まだ時間はずいぶんかかるのではないかと思います。

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§ この先もAIが取って代わることがない仕事
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少し古い2013年の調査ですが、2020年には47%の雇用がAIやコンピュータによる代替が可能とされています。事務、サービス、営業、製造などの領域において最もインパクトがあると言われています。

しかし、あくまでも代替が “可能” ということであって、変わるということでも、変わらなければならないということでもありません。

例えば、教育、コミュニティーサービス、アート、メディア、ヘルスケア、医療関係者などは簡単には機械化されないだろうとされています。それは、技術的に難しいというわけではなく、技術だけではまだまだできないものがあるということを示しています。

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※この『AI時代の勝者と敗者』はアセントロボティクス株式会社 代表取締役 
石﨑雅之講師の講義の一部を本メールマガジン用に改変したものです。
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AI時代の勝者と敗者 2018.04.10 [vol.5]

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